「 12月6日は『音の日』 」

 おはようございます。
4日間の期末考査が終わり、実技試験も月曜日を残すばかりとなりました。

 今週から12月師走、東京タワーやスカイツリーをはじめ駅前にも様々な色のイルミネーションが美しく輝き、クリスマスの音楽が流れ、年末の慌ただしい時期となってきました。
12月1日には、その年に話題となった新語・流行語を決定する年末恒例の『2020 ユーキャン新語・流行語大賞』が発表されました。
“年間大賞”に小池都知事の「三密」が選ばれましたが、やはりコロナ関連の新語・流行語が多く、トップ10の中には「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン○○」「Go To キャンペーン」「ソロキャンプ」など「三密」を含めて6作品も選出されていました。

 また、東京でも連日コロナ感染者が過去最多という状況で増え続けています。
この状況に日本医師会会長は、11月25日の記者会見でコロナ感染の急拡大で「北海道・首都圏・関西圏・中部圏を中心に全国各地で医療提供体制が崩壊の危機に直面している」という強い危機感を表明しています。
特に重要なのは『コロナに慣れないこと・コロナ対応に関して気を緩めないこと・コロナ感染を甘く見ないこと』の3つをあげています。
皆さんも学校においては、検温、マスク着用、手洗い・消毒、ソーシャルディスタンスの確保・室内換気など様々な対応をしていますが、年末年始にかけて自宅でもしっかりコロナ対策を取るとともに不要不急の外出は控えるようにしましょう。

 さて、今日は、「明日12月6日は『音の日』」という題でお話をしたいと思います。
1877年12月6日、アメリカの発明王「エジソン」が音の録音・再生を可能にした初代蓄音機「フォノグラフ」の発明に世界で初めて成功した日です。
その10年後にレコードが発明され、そしてその約80年後にカセットテープが、その20年後にCD、その10年後MP3が、そして現在、21世紀になって家庭でもCDが作れたり、パソコンやスマホに音楽をダウンロードして聴くことなど、様々な方法で音楽を聴くことができるようになりました。
音楽は遙か昔から様々な人類が楽しんできたものですが、エジソンが発明した143年前から、生の演奏に近い音でたくさんの音楽の録音・再生に関する様々な機器が作られ発展してきました。
今、皆さんはスマホやiPhoneなどで音楽を聴いている人が多いと思いますが、このような発展があり現在に至っていることも覚えておいてほしいと思います。
この先、音楽の録音・再生に関しては更なる発展を遂げることは間違いありませんが、私はどのように発展しいくかも楽しみにしている一人です。

 太古の昔からエジソンが蓄音機を発明するまで、音楽は「生の演奏を目の前で聴くもの」が当たり前でした。もちろん、現在でも生ライブでの様々なアーティストのコンサートや演劇やミュージカルなど、広く大きな会場で、自分の目で見て、自分の耳で聴いて、たくさんの観客や会場の雰囲気を肌で感じることはとても楽しく素晴らしいことです。そして、そのことはどんなに録音・再生の機器が発展しても変わらないと思います。
今後、完全なるワクチンの開発が進み、コロナが終息し、たくさんの観客が入った生ライブのコンサートが世界中で開かれる日を心から待ち望んでいます

 以上で朝礼講話を終わります。