「 第3学期始業式 校長あいさつ 」

 新年、あけましておめでとうございます。
 三学期初日の始業式、皆さんの元気な姿を見ることができて大変うれしく思います。

 皆さんや先生方もこの冬休みに旅行をした人がいると思います。
私も12月の全校朝礼でお話しましたように、12月22日~6泊8日でオーストリアのザルツブルクとウィーンに行ってきました。
その旅行で、ザルツブルクの近くのオーベルンドルフという街の小さな聖ヨゼフ教会で誕生した「きよしこの夜」の200年記念ミサに参加できたこと、ザルツブルク大聖堂の「クリスマスミサ」で合唱曲(モーツアルトのミサ曲やきよしこの夜など)を歌えたこと、ウィーン国立歌劇場でバレエ「くるみ割り人形」を鑑賞できたことなどなど、素晴らしい音楽や芸術をはじめ美しい街並みに感動の連続でした。
本日はお話する時間がないので、次回の全校朝礼で撮影してきた写真を使って10分ほどの報告ができたらと思っています。楽しみにしていてください。

 さて、今年は、「亥(いのしし)年」
もともと干支に使われる漢字は動物を表したものではなく、天体の動きから暦を表すのに使われていたものであり、そもそもは季節によって移り変わっていく植物の様子を表した漢字だったといわれています。
今よりもずっと植物が身近で大切なものであった農耕時代、植物の成長の様子を知るための暦はとても重要な役割を持っていました。
平成31年(2019年)は正確に言うと「己亥(つちのと・い)」の年ということになります。
 では、亥年にはどんな意味があるのでしょうか?
十二支を植物の一生と考えると、たわわに実った果実が種子となり、エネルギーを蓄えて次の世代へと向かう準備をするという意味の年なのです。
また、動物の猪のイメージから、万病を予防するという意味もあります。
猪の肉に万病予防の効能があると信じられていることによるようです。ここから、無病息災の意味が生じました。
そして、猪の猪突猛進な性質から、勇気と冒険の象徴ともされています。
そして、亥年は十二支の中でも一番最後の年です。子年(ねずみ年)から始まった一つの流れが、亥年(いのしし年)でいったん終わりを告げる年でもあります。終わりというと寂しいイメージですが、この終わりは実をつけ、種子を宿す終わりです。つまり次の始まりに向けて新たなエネルギーを蓄える年でもあります。

 今年の4月1日に「平成」から新たな元号が発表されます。
時代のひとつの節目としても意味のある年となります。皆さんも今までの自分を振り返るとともにこのひとつの節目を大切にして、自分の大きな夢の実現に向けての新たな目標を立ててください。
校長掲示板に「一月のひと言」を貼っておきました。
それは、「志(こころざし)高く」という言葉です。
昨年1月の全校朝礼でも紹介しましたが、本校1号館になる前に住居兼研究室として使われていた池田菊苗氏(第5番目のうまみ成分「グルタミン酸」の発見者)の言葉です。

 最後に、三学期は1月(行く)・2月(逃げる)・3月(去る)といって「あっ」という間に過ぎてしまいます。
3年生は、卒業公演で最高のパフォーマンスができるように頑張るとともに今を大切にしてください。
2年生は、ハワイの修学旅行に向けて諸準備を滞りなく進め、思い出に残るものにしてください。
1年生は、4月には後輩となる新入生を迎える準備をしてほしいと思います。
そして、生徒全員が卒業・進級した後のことを考えて有意義な3学期を過ごしてください。

 以上で、私の年頭のあいさつとします。