「験(げん)を担(かつ)ぐ」

 おはようございます。
 まずは1年生の皆さん、今週水曜日の「マザー牧場」での校外学習いかがだったでしょうか?「カレー作り」や「オリエンテーリング」の活動を通して、コースを越えて同級生や先生方とたくさんコミュニケーションがとれたことと思います。日音での充実した日々が送れるようにこの経験を活かしてください。

 さて、今日の題は「験を担ぐ」です。
  スポーツ選手や大きなステージや舞台に立つことの多い芸能人の中には、うまくいくように決まって何か同じことをするという験を担ぐ人が多いようです。他の言葉に言い換えれば、日本語の「おまじない」、外国語では「ジンクス(Jinx)」や「ルーティン(Routine)」も近い意味の言葉かもしれませんね。
例えば、フィギュアスケートの浅田真央選手は、スケート靴を必ず左足から履く、プロゴルファーの横峯さくら選手は勝負カラーをイエローにする、ラグビーの五郎丸選手がキックするときのあのポーズなどです。また、ステージに上がる前に背中を三回叩いてもらうとか人という字を手に書いて飲み込むことなどもそのひとつでしょう。私も緊張するような大きなステージに立つときは、赤い色のネクタイとチーフをすることにしています。人前に立って大きなステージや舞台に立つことの多い皆さんの中にも、何かしら「験を担ぐ」ことをやっている人がいるかもしれませんね。
 いずれにしても、自分が毎回決めたことをするのは、本番前の自分を落ち着かせたり、集中させたり、モチベーションを上げたりする精神的な効果があるのかもしれません。また、勝利や成功をイメージさせ、過度の緊張から解放や気持ちをコントロールするのに役立つのかもしれません。今、6月19日「日音祭」に向けて動き始めています。練習の成果が十分の発揮できる本番に強い人になるために、これを機会に何かひとつ「自分なりの験担ぎ」を探してみてはいかがでしょうか?

 最後に、今月14日夜と16日未明に最大震度7を観測した熊本地震から2週間が経ちました。現在も震度1以上の地震が1000回に迫る中、約4万人近くの人が避難所で生活しています。私の大学の後輩もこの避難所で生活をしている人がいますが、皆さんの親戚や知人の方々もこの被災者となっている人がいるかもしれません。28日に発行した『学校だより「Intellect&Art」』4月号にも掲載しましたが、毎日校門での朝のあいさつのときに生徒会役員が熊本地震の募金活動をしています。自分のお小遣いの中から出せる範囲で結構ですので皆さんのご協力をよろしくお願いします。

以上で、私のお話を終わります。