「ゲネプロ」

 おはようございます。
 さて、今日は先生方や皆さんが普段からなにげに使っている「ゲネプロ」という言葉についてお話したいと思います。オペラやバレエ、演劇などの舞台芸術やクラシック音楽において、初日公演や演奏会の本番間近に本番同様に舞台上で行う最終リハーサル、「通し稽古」のことを意味する言葉、それが「ゲネプロ」です。出演者や裏方を含めすべての関係者が最も緊張する瞬間でもあります。「ゲネプロ」ですべての流れを全員で確認し、うまくいかなかったことを改善したり、新たな提案をしたりすることで、最高の本番を迎えることができるようにします。私も音楽芸術に携わっている立場の一人として、様々な分野のゲネプロを見てきましたが、出演者が最高の演奏・演技をするために最後の詰めで、誰が何を言うのか本番以上に興味をもっています。
 ちなみに、この「ゲネプロ」という言葉の語源は、ドイツ語の「General probe(ゲネラル プローベ)」からきています。General(総合)とprobe(稽古)を足した「総合的な稽古」という意味で、台本などには「GP」と表記されることもあります。つまり、「ゲネプロ」と省略されているのは日本だけで「和製ドイツ語」といってもいいかもしれません。

 昨日で三日間の中間テストが終了し、いよいよ6月19日(日)の日音祭(学園祭)「青春色バルーン ~行くよ!!未来へ~」に向けて、本格的に様々な準備が始まります。特に、三浦記念ホールの舞台発表に出演する生徒は、個々の練習にさらなる磨きをかけて「ゲネプロ」&「本番」に臨めるようにしてほしいと思います。日音祭を盛り上げるためには、たくさんの観客も大切な要素の一つです。保護者や友人、地域の方々ばかりでなく、皆さんの後輩に当たる出身中学校の女子生徒にも是非ともコマーシャルをして来校してもらってください。
 また、日音祭での展示や模擬店もありますが、伝統と歴史のある校舎・校庭をいつも以上に隅々まできれいに清掃するとともに「センスの良い展示」「おもてなしの心をもった接待」など、品格のある日音生らしさを見せてほしいと思います。全校生徒・教職員と保護者のみんなで「日音祭」を盛り上げられるよう、よろしくお願いします。

 最後に、本日の午後、10月15日に開催する総合学習上演発表「サウンド・オブ・ミュージック」のオーディションがあります。本校の伝統になっている「サウンド・オブ・ミュージック」は、卒業後、音楽関係や舞台関係で活躍する多くの先輩たちを輩出してきています。役者付きの今の形式になって今年で14年目となります。今年もさらなる感動を呼ぶ舞台となるよう質の向上を目指して、全校生徒みんなでつくりあげていきましょう。
 以上で、私のお話を終わります。