「 拍手 」

 おはようございます。朝晩、秋の気配が感じられる頃となりましたね。
 昨日の3年生の箱根方面の校外学習は、曇り空ではありましたが時折晴れ間もあり、たくさんの仲間たちとの素晴らしい思い出ができたのではないでしょうか?
2学期が始まり、卒業まであと半年あまり・・・。進路について、すでにAO受験等で決まった人もいるようですが、大半の生徒はこれからです。実技や面接、一般入試の受験科目等の準備はもちろんですが、健康面にも留意して体調を整え、万全な体制で入試に臨むことができるように頑張ってほしいと思います。
 また、今学期も「知性と芸術の融合」を目指し、生徒全員が各コースごとのレッスンや実習などの活動とともに座学の授業も大切にして有意義な学校生活を送ってほしいと思います。
先週の先生方の研修で7月に生徒全員を対象に行った「授業アンケート」を集計・分析した結果をもとに、一人ひとりの先生から、授業中の課題やその具体的な改善方法について発表をしてもらいました。
私からは、授業では、生徒一人ひとりを大切にして、落ち着いた授業を展開するとともに、習熟度に合わせた指導・質問を大切にした「わかる・できる授業」・学ぶこととともに「考える時間」を大切にした指導などをお願いしました。
皆さんも放課後の実技や専攻の練習時間がしっかりと確保できるように、座学の教科は、時間内で理解できるよう真剣に集中力をもって受けてください。

 さて、本日は、コンサートの始めや終わり、スポーツ観戦しているときにスーパープレーをしたときや勝利したとき、誰ともなく自然にわき起こる「拍手」についてお話しましょう。

一般に両手を打ち鳴らす拍手は,歓迎,共感・賛意・賞賛,誓約,歓喜・感激・感謝などの感情を表現する身体的動作で,手拍子(てびようし)も拍手の一種である。[kotobankより]

 このように言われている「拍手」ですが、J.フィッシャー教授(イエール大学)による研究で、「拍手」と「観客の賞賛」との意味が合致したのは、古代ローマの紀元前3世紀頃であったと言っています。
また、喜びや賞賛を意味する「拍手」は、各国の文化や宗教により表現も異なるそうです。現在でも、オーケストラの人たちは、演奏後、指揮者を讃える時に、楽器をもっているので拍手ができないので足で床を踏み鳴らしたり、楽器の一部を軽く手や弓で叩いたりする場面を見かけたりします。また、スポーツ観戦しているときに「ウォー」という大声や奇声を発するのも拍手と同じように賞賛の意味があるのかもしれません。
 皆さんも様々なパフォーマンスを見て感動して「拍手」をすることはたくさんあるかもしれませんが、自分がステージに立ってパフォーマンスをする側となって賞賛の「拍手」をもらうことは、この上ない「幸せ」のひとつであると思います。この「拍手」を、この感覚をもう一度感じたい・味わいたいとプロとなった人は数えられないほどたくさんいると思います。ある意味、「拍手」はとても不思議な力をもっているのかもしれません。

 今年で16年目、本校の伝統行事ともなっている総合学習上演発表ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」が、10月14日(土)の公演まであと1ヶ月となりました。
役者をはじめとするオーディションに合格した人はもちろんのこと、各場面での演技・歌や演奏・ダンスなど、また、大道具や小道具の作成、照明や舞台装置、舞台転換などにも一つのパフォーマンスをつくり上げる大切な要素です。自分に与えられた役目に真剣に責任をもって取り組んでください。
 今年は、午前・午後の2部制となっています。来場されたお客様から、昨年度以上に会場いっぱいに響き渡るような大きな「拍手」がいただけるように全員がモチベーションを上げながら頑張っていきましょう。
私を含め、各学年・コースの先生方や講師の先生方も皆さんの頑張りに期待しています。
 この後、久しぶりのコース集会がありますが、私は、舞台芸術コースに参加いたします。よろしくお願いいたします。

 以上で朝礼講話を終わります。