「 感性を磨く 」

 おはようございます。
 先週末から校庭の木にも蝉が鳴き始め、夏真っ盛りとなりました。1学期も残すところあと2日となりました。

 私は、家族サービスを兼ねて、土曜日にはお台場で開催しているデジタルアートミュージアム「チームラボ」に行って、520台のコンピューターと470台のプロジェクターが作り出す、圧倒的なスケール感と複雑で立体的な空間の全く新しい世界を体感してきました。光が作り出すあまりの美しさと今まで感じたことのない雰囲気にとても感動しました。
 また、日曜日には六本木の国立新美術館に行き、フランスのパリにあるルーヴル美術館の人の顔をテーマにした絵画や彫刻などを鑑賞してきました。紀元前から19世紀までのギリシャ・イタリア・フランスなどの作品が多数展示されていましたが、私は特に18世紀のフランスの皇帝ナポレオンの大きな絵画やフランス王妃マリーアントワネットの胸像が大変印象に残っています。

 さて、今日は「感性を磨く」という題でお話をしたいと思います。
 まずは、「感性」とはそもそも何でしょうか?
感性(Sensibility)とは?
   人間のもつ知覚的な能力の一つである。
   いろいろな刺激やいろいろな情報をその人が受け取り、感じる能力のこと。
 「感性」は、人間であれば誰でももっていますが、日音の各コースの皆さんのように、舞台上で「演奏する」「踊る」「演じる」「歌う」「園児の前で表現する」など、人を感動させるパフォーマンスをすることの多い皆さんにとって、この「感性を磨く」ことはとても大切なことです。
 「感性」には、2種類あると言われています。
一つは、『心の感性』で「芸術性」「流行を感じる力」「インスピレーション」「ファッションセンス」などがあります。心の感性を磨くためには、いろいろな音楽を聴いたり、映画を見たり、美術館・博物館で鑑賞したり、お洒落なレストランで食事をしたりして、様々なことを自分なりに感じ取ることで少しずつ感性が磨かれていきます。
もう一つは、『体の感性』で、「直接的運動能力」と「間接的運動能力」があります。特に、「間接的運動能力」には、歌を上手に歌えたり、楽器が上手に演奏できたり、ダンスがうまく踊れたりするものです。そのためには、自分がやろうとすることだけでなく様々なことに興味をもち、練習時間を確保したりレッスンを受けることで能力を高めていけば少しずつ感性が磨かれていきます。

 具体的に「感性」を磨くには、5つの方法があると言われています。
  ① 国内外の旅行で知らない土地へいくこと。
  ② 国内外の知らない文化に触れること。
  ③ たくさんの種類の雑誌や本を読むこと。
  ④ コンサートや美術館・博物館などに行って芸術作品を観ること。
  ⑤ 国内外のたくさんの人と話す機会をもって知らない価値観に触れること。

 また、感性の豊かな人の特徴は、三つあると言われています。
  ① 人への配慮ができる人
  ② 些細なことに感動できる人
  ③ 愛情深くて、心が豊かな人

 皆さん一人ひとりが、自分の大きな夢を叶えるために是非ともこの「感性を磨く」ということを実践してほしいと思います。
ちなみに、最初に話した六本木の国立新美術館の「ルーヴル美術館展」は、7月29日(日)まで、高校生は生徒手帳を提示するだけで無料で観覧できるそうですよ。興味をもった人は、是非行ってみてください。

 最後に、皆さんにひとつお願いがあります。
本日の学活で担任の先生から学校案内等の入った日音の封筒が渡されます。夏休み中に出身中学校への母校訪問をお願いします。その際、担任の先生やお世話になった先生に皆さんが日音の学校生活で頑張っていることをお話してきてください。なお、面会表のプリントが入っていますので中学校の先生に記入をしてもらってください。もし、日音の各コースに興味・関心のある中学生の後輩がいたら、是非とも学校説明会や体験入学、サウンド・オブ・ミュージックや各コースのコンサートに誘ってください。

 この後、3回目のコース集会があります。
私はバレエコースに参加させていただきます。
 以上で、私のお話を終わります。