「自律と自立」

 おはようございます。  いよいよ来週24日(水)からの3日間、中間テストがあります。
今年度導入したふりかえりノート「フォーサイト」で、レッスンや実習までの自主的な練習に取り組んだり、中間テストに向けての学習計画をもとに勉強を進めていることと思います。
本校の目標でもあるとともに皆さんの大きな夢をかなえるための目標でもある「知性と芸術の融合」に向けて全力で取り組んでください。
 さて、今日は、あらためて二つの「自律」と「自立」について考えてみたいと思います。
どちらも「じりつ」と読みますが、この意味は何でしょうか?辞書で調べてみると次のように書いてあります。

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「自律」:自分で自分の行動に決まりをつけて、それにふさわしい行動をするようにすること 「自立」:他人の力にたよらないで、自分の力で行動すること
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 まず、「自律」です。
高校生である皆さんは、今まさに大人になるための入口に立っています。
この1ヶ月半を振り返り、自分は学校や社会のルールや規則に則って自ら率先して行動することができていたか振り返ってみてください。皆さんは、一般教科・専攻実技の授業やレッスン・実習、生徒会活動や部活動、そして校内外での生活面等、様々な場面でこの「自律」についてよく考えて、行動していかなければいけません。高校生は、時には大人としてみなされ、正しい判断や正しい行動が求められます。ある意味、幼い考えやわがままな行動を改め、自分に厳しくならないといけない場面が必ずあります。それは、将来社会にでてから、人とのコミュニケーションがしっかりと図れ、世の中に立派に通用する大人になるためです。
 次に「自立」です。
「他人の力にたよらないで」ということは、すなわち、一人で生きていく力を持つということです。誰でも困難なことにぶつかると、他人に助けを求めたがるものです。自分ではとても解決できないことが起きた場合には、必要なときもあります。しかし、中学生の時期までは、友だちや家族、先生に頼っていたものも、高校生としてまずは自分の力で頑張ってみることが大切です。やらなければならないことがあってもいろいろな言い訳をして先延ばしにしたり、いい加減に終わってしまったり、面倒なことはさけて楽な方へ楽な方へと進んでしまったりしていては、人としての成長も進歩もしません。失敗しても次に同じような場面があったら改めればいいんです。それが「自立」していくことだと思います。

 中間考査が終わるといよいよ「日音祭」に向けての準備が始まります。
舞台発表・模擬店・展示・イベントなど、自分の与えられた役割に責任をもち、担当する先生や生徒とのコミュニケーションを大切にしながら、「自律し、自立する」ことを学ぶ良い機会かも
しれません。

 最後に、先日、ある本を読んでいたらこんな言葉がありました。
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 自分が「こういうふうになりたい」とか「自分でなろう」と思わないとそうならない。 人間というのは「なろう」と思うものにしかなれない。  自分が「何々になろう」と思わない限りは決してなれない。
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 皆さん一人一人、この二つの「自律」と「自立」について考えてみて下さい。
 以上で、私のお話を終わります。