「 表意文字 」と「 表音文字 」

 おはようございます。
今日で霜月11月が終わり、明日から師走12月となります。
寒い日が続き、日本各地で紅葉の美しい景色のたよりが放送され、東北や北海道ではシベリアからの寒気が入り込み雪の予報が聞かれるようになりました。

 まずは、昨日、新聞を読んでいたら、日本語の美しさを感じさせてくれる記事を見つけたので紹介したいと思います。

 「おから」には「きらず」という別名がある。
豆腐は鍋の具でも冷ややっこでも包丁で切って食べるのに、
大豆の搾りかすであるおからには包丁はいらない。  だから、「きらず」。

漢字では、「雪花菜」と書く。

 豆腐の搾りかす「おから」の別名「きらず」のおもしろさや美しいイメージや風情を感じさせてくれる「雪花菜」と書くなんて、いつも私は「日本語はすばらしい文化だな」と感じています。
このように、日本語の漢字は意味をもつ文字なので『表意文字』といいます。
外国人からしてみると日本語は、漢字ばかりでなく平仮名やカタカナも同時に使用しているのでとても難しい言語のようです。
 英語は欧米で使用されるだけでなく、世界中で様々な国の人とのコミュニケーションをとる言葉として使われているのは皆さんもよく知るところだと思います。
アルファベットで表現される英語は、『表音文字』といいます。
日本人が、小・中学校で高校でもと長い時間学ぶのに英語が不得意だという人が多いのは、他の国に比べ必要に迫られて話す時間が少ないことと、英語は「表音文字」なので一つひとつの単語をたくさん覚えなければならないということが原因の一つのようです。
 しかしながら、グローバルな社会に変化しつつある現代の日本人としては、自国の日本語の「漢字」を覚えることとコミュニケーションのツールとして必要に迫られている「英語を使えるようになること」はとても大事なことといえるでしょう。
日音では、言葉の基礎学力をつけられるように「英単語・漢字コンテスト」を実施しています。
テストがあるからしかたなく勉強するのではなく、将来、社会に出てから音楽や舞台で教育の現場で活躍することを夢見る皆さんは「漢字」はひとつの教養として、「英語」は世界の人とのコミュニケーションをとるためにしっかりと身に付けてください。
 先日、職員室前のベランダにいた生徒の中に、めくりの単語カードで友だちと話をしている光景を見ました。やればやるだけその効果が表れ、自分の知性を磨くことに繋がっていきます。毎日毎日コツコツと繰り返すことは、皆さんが毎日時間を費やしてやっている専攻や専門の練習となんら変わりません。その繰り返しが必ず大きな力となっていきます。

 そして、来週月曜日から期末テストが始まります。
高校は、各授業カリキュラムの単位を取ってはじめて進級・卒業ができます。そこが小・中学校の進級・卒業とは大きく違うところです。授業やレッスンの出席も大事な要件です。できる限り欠席や欠時をなくすように努力するとともにレッスンや実習などに多くの力をさくことができるように座学の教科も時間内で集中して学習できるようにしましょう。
日音の目指す「知性と芸術の融合」は、舞台に立つことの多い皆さんには、必要欠くべからざるものです。

 将来、人生の大きな舞台に立つ自分を思い描き、レッスンや実習を受けた後の日々の練習に精進するとともに、しっかりと教養を身に付けた社会人となれるよう、フォーサイト手帳をフルに活用して自己管理能力を高めていってください。

 以上で私のお話を終わります。
風邪やインフルエンザにかからないようにうがい・手洗いの励行など健康には十分留意してください。